サイゼリヤのワインはテイクアウトできる?余ったワインを持ち帰る方法も調べてみた!

サイゼリヤでワインを楽しんでいて、「このワイン、家でも飲みたいな」と思った経験はありませんか?また、ボトルワインを注文したものの飲み切れずに余ってしまった時、持ち帰れるなら嬉しいですよね。

実はサイゼリヤでは、条件付きでワインの持ち帰りが可能なんです。ただし、グラスワインやデカンタは対象外。ボトルワインに限定されています。

この記事では、サイゼリヤのワインテイクアウトの仕組みから、実際の持ち帰り手順まで詳しく解説します。せっかくのワインを無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

目次

サイゼリヤのワインはテイクアウトできる?基本ルールを確認

サイゼリヤでのワインテイクアウトには明確なルールがあります。結論から言うと、ボトルワインの飲み残しのみ持ち帰り可能です。

これは酒類販売に関する法的な制約によるもの。飲食店として提供したワインの余りを持ち帰ってもらうのは問題ありませんが、未開封のボトルを販売することはできません。つまり、店内で一度開栓したボトルワインに限定されているわけです。

この仕組みにより、高価なボトルワインでも安心して注文できます。飲み切れなかった分は自宅でゆっくり楽しめるため、無駄になる心配がありません。ただし、すべてのワインが持ち帰り対象になるわけではないので、次の章で詳しく確認していきましょう。

ボトルワインなら持ち帰りOK!条件をチェック

持ち帰り可能なワインの種類

サイゼリヤで持ち帰りできるのは、ボトルで注文したワインのみです。具体的には以下の商品が対象になります。

ワインの種類価格容量持ち帰り
ハウスワイン・マグナム(赤・白)1,080円1.5L
キャンティ1,100円750ml
ランブルスコ セッコ(赤泡)1,100円750ml△*
ランブルスコ ロゼ(甘口ロゼ泡)1,100円750ml△*
ドン ラファエロ(白泡)1,100円750ml△*
ベルデッキオ(白)1,100円750ml
キャンティ ルフィナ レゼルバ(赤)2,200円750ml

*発泡性ワインは炭酸が抜けるため推奨されない

これらのボトルワインを店内で注文し、飲み切れなかった場合に持ち帰りが可能になります。マグナムボトルの1.5Lは特に量が多いので、持ち帰り前提で注文する方も多いようです。

グラスワインやデカンタは対象外

残念ながら、グラスワイン(100円)やデカンタ(200円)で注文した場合は持ち帰りできません。これらは店内消費を前提とした提供形態だからです。

グラスワインは注文時に適量がグラスに注がれるため、基本的に余ることはありません。デカンタも250mlと比較的少量なので、店内で飲み切ることが想定されています。

持ち帰りを希望する場合は、最初からボトルワインを注文するのが賢明。特に複数人での利用なら、ボトルの方がコストパフォーマンスも良好です。

余ったワインを持ち帰る手順を詳しく解説

店員さんへの伝え方とタイミング

ワインの持ち帰りを希望する際は、会計前に店員さんに声をかけましょう。「ワインを持ち帰りたいのですが」と伝えるだけで大丈夫です。

タイミングとしては、食事を終えて会計を済ませる前がベスト。後からの申し出だと手続きが複雑になる可能性があります。注文時に持ち帰り予定があることを伝えておくと、さらにスムーズでしょう。

店員さんは慣れているため、特別な手続きは必要ありません。ただし、混雑時は少し時間がかかる場合もあるので、余裕を持って声をかけることをおすすめします。

実際の持ち帰り作業の流れ

持ち帰りの手順は意外とシンプル。店員さんがコルクと持ち帰り用のビニール袋を用意してくれます。

  1. 店員さんにワインの持ち帰りを申し出る
  2. コルクと袋を受け取る
  3. 自分でコルクをボトルに押し込む
  4. 袋に入れて持ち帰り完了

コルクの取り付けは基本的にお客様自身で行います。最初は少し戸惑うかもしれませんが、しっかり押し込めば液漏れの心配はありません。不安な場合は店員さんにコツを聞いてみると良いでしょう。

袋も防水性があるので、万が一の液漏れにも対応できます。電車での移動時も安心して持ち運べる仕様になっています。

持ち帰り時に知っておきたい注意点

発泡性ワインの持ち帰りリスク

ランブルスコなどの発泡性ワインは持ち帰り可能ですが、あまり推奨されません。理由は炭酸が抜けてしまうからです。

開栓した発泡性ワインは時間とともに炭酸が失われていきます。特に持ち運び時の振動や温度変化で、さらに炭酸が抜けやすくなってしまいます。せっかくの微発泡感が台無しになる可能性が高いでしょう。

どうしても持ち帰りたい場合は、できるだけ早く消費することが大切。冷蔵庫で保存し、翌日には飲み切るようにしましょう。それでも本来の味わいとは異なることは覚悟しておく必要があります。

保存期間と品質管理のポイント

開栓済みワインの保存期間は赤ワインで3〜5日、白ワインで2〜3日が目安です。ただし、これは適切な保存条件での話。

冷蔵庫での保存が基本ですが、赤ワインの場合は冷やしすぎると風味が損なわれます。飲む1時間前に冷蔵庫から出して、常温に近づけるのがおすすめ。白ワインはそのまま冷やして楽しめます。

保存時はボトルを立てて置くことが重要。横に寝かせるとコルクが湿って劣化する可能性があります。また、直射日光や温度変化の激しい場所は避けましょう。

サイゼリヤワインの種類と価格をおさらい

ボトルワインのラインアップ

サイゼリヤのボトルワインは、1,100円という統一価格(一部除く)で提供されています。この価格帯でイタリア直輸入のワインが楽しめるのは大きな魅力です。

赤ワインでは「キャンティ」が定番人気。トスカーナ地方の伝統的な味わいで、パスタやピザとの相性が抜群です。より本格的な味わいを求める方には「キャンティ ルフィナ レゼルバ」(2,200円)がおすすめ。

白ワインの「ベルデッキオ」は爽やかな酸味が特徴で、魚介系の料理によく合います。発泡系では「ランブルスコ」シリーズが人気ですが、前述の通り持ち帰りには注意が必要です。

持ち帰りを前提とした注文のコツ

持ち帰り予定がある場合は、発泡性を避けて赤や白のスティルワインを選ぶのが無難。特にマグナムボトル(1,080円・1.5L)は量が多く、持ち帰り前提の注文に適しています。

注文時に「持ち帰り予定があります」と伝えておくと、店員さんも準備しやすくなります。また、テイクアウト料理と一緒に注文すれば、自宅でもサイゼリヤの雰囲気を楽しめるでしょう。

複数人での利用なら、それぞれ違う種類のボトルワインを注文して飲み比べするのも楽しい方法。余った分はそれぞれ持ち帰って、後日ゆっくり味わうことができます。

持ち帰ったワインを美味しく楽しむ方法

自宅での保存方法

持ち帰ったワインは適切に保存すれば、数日間は美味しく楽しめます。保存の基本は「冷暗所」と「立てて保管」の2点です。

冷蔵庫の野菜室が理想的な保存場所。温度が安定しており、直射日光も当たりません。赤ワインも一旦冷蔵庫で保存し、飲む前に適温に戻すのが良いでしょう。

コルクの状態も重要なポイント。しっかりと栓ができているか定期的にチェックしましょう。緩んでいると酸化が進んでしまいます。市販のワインストッパーを使用するとより確実です。

テイクアウト料理との合わせ方

サイゼリヤのテイクアウト料理と合わせれば、自宅でも店内の雰囲気を再現できます。特にパスタ系の料理とワインの相性は抜群です。

「ミラノ風ドリア」と白ワインの組み合わせは定番。クリーミーな味わいと爽やかな酸味がマッチします。「アラビアータ」のようなトマト系パスタには赤ワインがおすすめ。

前菜として「エスカルゴ」や「オリーブ盛り合わせ」をテイクアウトすれば、本格的なイタリアンディナーの完成。ワインがあることで、普段の食事がちょっと特別な時間に変わります。

まとめ

サイゼリヤのワイン持ち帰りサービスは、ワイン好きにとって嬉しいシステムです。ボトルワインの飲み残しを無駄にすることなく、自宅でも楽しめるのは大きなメリット。ただし発泡性ワインは品質面で課題があることも理解しておきましょう。

持ち帰りを活用すれば、高めのボトルワインも気軽に注文できるようになります。友人との食事で飲み切れなかった分を自宅に持ち帰り、後日一人の時間でゆっくり味わう。そんな新しいサイゼリヤの楽しみ方を発見してみてください。

次回サイゼリヤを利用する際は、ぜひボトルワインの注文を検討してみてはいかがでしょうか。きっとワインライフがより充実したものになるはずです。

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